【名古屋市北区】あの人気美大漫画の実写化映画『ブルーピリオド』協力記録展の第二会期が「名古屋造形大学」で開催中です！

「名古屋造形大学」では、人気美大漫画『ブルーピリオド』の実写映画化に伴い「MEMORIES 映画『ブルーピリオド』協力記録展」を2024年7月6日（土）から開催中です。

第二会期が8月3日（土）から始まったので行ってきました！（※8月25日（日）まで）会場は大学内のギャラリーと、一階に点在する小さなギャラリー、ボックス01・02・04・06です。『ブルーピリオド』は「マンガ大賞2020」に選ばれ、2021年にはアニメ化もされた人気作品。絵を描くことに目覚めた主人公の高校生・八虎（やとら）が、ゼロから難関美術大学を目指す、芸術系熱血青春物語です。2024年8月9日（金）に映画が公開されます。そのロケ地として使われたのが、2022年まで小牧市にあった「名古屋造形大学」の旧キャンパスでした。現在はもう解体されてなくなってしまいましたが、旧キャンパスでの撮影の様子や、撮影風景の再現、実際に撮影に使われた絵画作品や小物の展示を「MEMORIES 映画『ブルーピリオド』協力記録展」として無料公開しています。第二会期では、展示作品が一部マイナーチェンジされているので、第一会期に訪れた方も再度来校してみてはいかがでしょうか？撮影で使用された「ブルータス」のデッサンです。ブルーピリオド主人公・八虎が母親のチャコペンを使って書いた絵。受験のシーンを完全再現！それぞれのキャラクターが描いた絵を近くで観ることができます。八虎の描いたデッサン。鏡などの小物も置いてあります。“途中経過8/9枚目”と書いてあるのは、カットごとに途中経過の絵が必要になるので、八虎の場合は同じ絵が9枚あります。こちらは完成形一歩の手前の一枚です。各ボックスにも『ブルーピリオド』関連の展示があるのでお見逃しなく！撮影現場の準備ボランティア、一次＆二次試験キャスト、エキストラまで、総勢100名以上の学生・教職員が映画制作に携わっていました。旧キャンパスは撮影当時には、もう電気が通っておらず、5階のデッサン室まで機材を階段で運んだり、夏場の撮影でしたが受験時期のシーンなので、クーラーのない中冬服着用で演技をしたりと、大変な苦労があったようです。ブルーピリオドボックス4は「ファンアートボックス」。デジタル表現やメディアアート作品から、キラキラした体験型アートが楽しめます。こちらは登場人物の世田介（よたすけ）君のファンアート。真っ白なキャンバスに、さまざまなキャラクターの絵がタイムラプスで映し出されるインスタレーションです。壁にボールをぶつけたり、手で触ったりすると絵が現れます！可愛いキャラクターが浮かびあがりました！専用のボールを転がすと『ブルーピリオド』の頭文字“B”と“P”がキラキラ光りながら現れます。お子さんにも人気のコーナーだそうです。その他のボックスでも一般の方が入れる『ブルーピリオド』以外の展示がありました。こちらは学生さん達が、さまざまな企業とタッグを組んで制作したプロジェクションマッピングについての展示です。スプリングを使って制作した作品。1階のギャラリーや学食は普段から一般の方も入れるのですが、キャンパス内は公開していません。今回は特別に構内を案内して頂きました！取材時がオープンキャンパスの日だったこともあり、たくさんの高校生たちが訪れていました。スタイリッシュな構内は壁がなく、家具で仕切りをつけているので開放的な空間です。ブルーピリオド本格的な撮影スタジオ。ラジオ放送もできそうなレコーディングラボ。過去に制作されたアニメーション作品の上映がされていました。CG撮影に使われるグリーンバックのスタジオもありました！先生のご自宅に、もう一人先生がいるというちょっとシュールな画を観ることができました。ブルーピリオド椅子や机などを制作するスペースです。大きな機材がたくさん！ろくろが並ぶ陶芸のスペース。一般向けに体験講座もあるそうですよ。こちらは美術表現領域の4階アトリエスペースです。制作途中の作品を覗かせて頂きました。思い思いの方法で作品が作られています。芸術が爆発してますね！学生さんたちの制作の様子が垣間見れて、リアル“ブルーピリオド”の世界に来たような気分になりました。AIに描かせた作品群。たくさんある中の一枚だけ人が描いたものがあるそうですが、わかりませんでした。AI技術の進化を感じますね……！卒業生の中には漫画家になられた方も多数。漫画作品も展示されていました。ブルーピリオド屋上にも案内して頂きました！工事中の「IGアリーナ」左側には「名古屋城」が見えます。夜景も楽しめるそうですよ。最後に学食へやってきました。学生さんたちが制作したフリーペーパーを自由に置けるスペース。気になる冊子はお持ち帰りOKです。ブルーピリオド学食はモーニング（8:00～11:00）とカフェタイム（11:00～17:00）の営業です。美味しそうなメニューが並びます。食券制かと思いきや、タッチパネル方式で現金・クレジットカード・電子マネーが使えるハイテクさ！ブルーピリオド胡麻たっぷりの『芝麻湯麺（チーマータンメン）』（480円）です。だいぶ昔の学生気分を味わいながらおいしく頂きました。