【名古屋市北区】これが“あんこ屋の本気”だ!舘林製餡の「粒あんバー」誕生&4代目インタビュー

あんこ屋だから作れる“オンリー粒あん”のアイスが爆誕!

名古屋市北区にある老舗「あんこ屋」こと舘林製餡(たてばやしせいあん)から、夏季限定の注目スイーツ「粒あんバー」が新発売! 使われているのは北海道産小豆100%の粒あんのみ。ミルクや乳製品には一切頼らず、あんこの配合をアイス用に調整して仕上げた、まさに“あんこ屋にしか作れない”幻のアイスです。

驚くべきはその価格。なんと1本100円(税込)!

「簡易包装にすることでコストを抑えました」と話すのは、2025年7月から同社で稼働をスタートした4代目・舘林都美(たてばやし・いくみ)さん。伝統を守りながら、次代へ進化を遂げようと奮闘中です。

郵便局から家業へ。4代目は異色のアスリート職人!

都美さんはもともと陸上・七種競技の選手として活躍し、その後やり投げに専念。現役のアスリートとしても活躍されています。郵便局に約7年半勤めたのち、2025年7月1日より家業である「舘林製餡」へ転身しました。

「父が5年前に亡くなり、母が社長として会社を続けていましたが、この先も事業を終わらせたくないと思い、自分が継ぐことを決意しました」と都美さん。

現在は商品製造から配達までを担当し、朝から夕方まで忙しく働きながら、怪我で手術をした足の回復を待ち、来年の競技復帰も目指しているとのこと。

「いずれはアスリート向けの羊羹や補給食も作りたい。無添加のあんこだからこそ、安心して取り入れてもらえる商品を届けたいです」と、あんこ×スポーツの新たな可能性にも意欲を見せています。

お客様の「この味消えないで」――その声が支えに

工場の様子※画像提供:舘林製餡様

あんこ作りの難しさについて「同じ粒あんでも、お客様によって好みの甘さや硬さが違うんです」と語る都美さん。お得意先ごとに配合を微調整するなど、まさに職人の世界です。

それでも「お客さんから“若い人が入ってくれて嬉しい”とか、“この味がなくなったら困る”って言われたとき、本当に嬉しかった」と笑顔で話す彼女。亡き父が託したあんこ作りのバトンを、確かに受け継いでいることが伝わってきました。

ちなみに都美さんの1番好きな「舘林製餡」のあんこは「アーモンド」。生クリームと一緒に袋に入れて振って冷やすと、絶品スイーツになるんだとか! 今度ぜひ試してみたいですね♪

「粒あんバー」はどこで買える?

「粒あんバー」は店頭で販売中。気になる方は営業時間内に直接店舗へ。販売期間は夏限定。8月中には売り切れる可能性もあるため、気になる方はお早めに!筆者も実食しました。素朴な見た目なのがこれまた良い。冷え冷えの粒あんがぎっしりで、まさに“ガツンとあんこ”!あんこ好きとしては大満足の逸品でした♪その他、同店では夏季限定の「マンゴーあん」「水ようかん」なども販売中。季節ごとにラインナップが変わるのも魅力です。店頭の「あんこの自販機」(世界初!?)では、24時間いつでもあんこが購入できます。

伝統と挑戦が交差する、4代目のあんこ道。

工場の様子※画像提供:舘林製餡様

SNSでの情報発信もこれから本格的に取り組む予定とのこと。「インスタはまだ個人アカウントでやってるんですけど、舘林製餡公式SNSでも徐々に発信していけたら」と語る都美さん。

受け継いだ味と想いを守りつつ、アスリートの視点を活かした新たな挑戦へ!舘林製餡の今後がとても楽しみです。

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