【名古屋市東区】園児とアバターが“時計”を通じて交流「東海時計商事」×「OKASHI tabetai」の「時の記念日イベント」に密着!

東白壁保育園
“時計”でつながる交流体験 アバターと園児が過ごした「時の記念日」ワークショップ
2025年6月10日(火)、「時の記念日」にちなんだユニークなワークショップイベントが、名古屋市東区の東白壁保育園で開催されました。会場の「東白壁保育園」に通う3歳から5歳の園児約40人が集まり、“時計”をテーマにした学びとアバターとの交流の時間を楽しみました。

東海時計商事株式会社
本イベントは、全国でも数少ない独立系の時計・宝飾総合卸企業「東海時計商事株式会社」と、名古屋市北区でアバターによる接客カフェ「OKASHI tabetai」を運営する「株式会社ALiEN」が共催したものです。「東海時計商事株式会社」は、「東白壁保育園」の向かい側にあり、「時の記念日イベント」を開催するのは今年で2回目。代表取締役の石黒嗣英さんは、“生まれも育ちも東区”であり「東区に何か恩返しをしたい」「代々受け継ぐことができるアナログ時計の良さを“時の記念日”を通じて後世に伝えていきたい」という想いで、保育園での時間教育のワークショップ開催に至ったそうです。
今回は初となる「アバター菓フェ OKASHI tabetai」との共催ということで、就労支援施設で働く方が、アバターを遠隔操作し、園児たちと交流するという、就労支援と時間教育を組み合わせた全国的にも珍しい試みとなりました。
「アバター菓フェ OKASHI tabetai」については、以下の記事で詳しく紹介しています。
ワークショップの様子
元気いっぱいの園児たちの楽しげな声を響き渡るなか、イベントがスタート!まずは“時のイベント”について園児たちにわかりやすく先生が紹介。
まずは「出張アバター菓フェ」として「アバターと時計についておしゃべり」の時間。代表の中村暢孝さんと、アバター「あきおくん」が登場しました。外出が難しい障がいのある方が遠隔操作でアバターを動かし、園児たちと画面越しに交流しました。
あきおくんと園児たちのジャンケン大会は白熱!あきおくんの一挙手一投足に、爆笑が巻き起こるなど、かなり盛り上がっておりました。
画面が切り替わり、女性のアバター・ターニャさんが登場!画面越しに会話を楽しみました。ターニャさんは特に女児人気が高く、お別れの際には「大好き!」「またね!」の声が多数投げかけられ、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。
また、園児たちは自分だけの「お絵かき時計」をつくるワークショップにも挑戦。
思い思いに絵を描いていきます。みんな一気に描き上げていて、意外と完成が早い!
絵を描き終わったら、順番に並んで秒針をつけてもらって完成です。
完成した時計を手に「ご飯の時間は何時かな?」と遊びながら、時間の概念について学ぶ「時計のお勉強会」。質問タイムでは、園児たちから大人へ「お風呂は何時に入る?」という質問から「なんで時計があるの?」や「なんで短い針と長い針があるの?」など、ちょっと難しめの質問が飛び出したりもしていました。
お勉強のあとは、「アバター菓フェ OKASHI tabetai」の中村さんから、お菓子のプレゼント紹介。再び盛り上がる園児たち。
園児たちからはお歌のプレゼントとして「くじらのとけい」を元気よく披露し、感謝の気持ちを伝えるシーンも。
完成した時計を持って全員で記念撮影。最後にお菓子をもらってイベントは終了しました。
6月10日は、日本で最初に「時間の大切さ」を広めようと定められた「時の記念日」。かつて当たり前にあった“針時計”や“駄菓子”の文化が少しずつ姿を消しつつある今、昔より身近な存在となりつつある「アバター」を通じて、子どもたちが「時間」に触れる機会は、大切な経験として刻まれたのではないでしょうか。
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