【名古屋市東区】愛知商業高校の生徒さん達のアイディアで生まれた「澤井コーヒー本店」コラボのカフェオレベースが販売中!試飲・販売会イベントに行ってきました♪
「愛知商業高等学校」×「澤井コーヒー本店」コラボのカフェオレベースが販売中!
東区泉2丁目にある1948円創業の老舗コーヒー販売店「澤井コーヒー本店」で、2025年1月12日(日)に開催された「愛知商業高等学校」の学生さん達による1日限定試飲・販売会イベントに行ってきました!
2024年にはリニューアルオープンを果たし、イートインコーナーの誕生や、各種イベント開催をされてきた「澤井コーヒー本店」。公式Instagramでは、3代目・澤井さんによるインスタライブも積極的に行なわれています。「澤井コーヒー本店」のこれまでの記事は、以下で読むことができます。
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愛商生オリジナルカフェオレベース誕生ストーリー
今回のイベントは、2024年3月頃「愛知商業高等学校(※以下、愛商)」からオファーを受けた「澤井コーヒー本店」の3代目が、高校3年生の学生さん達15名と1年間の「課題研究」という授業を通してオリジナルカフェオレベースを開発するというプロジェクトの一環で、商品の試飲・販売会を行うというものでした。
開発に携わった愛商生の皆さんが、実際に「澤井コーヒー本店」の1階でコラボカフェオレベースの販売とカフェオレの作成・販売、2階では2種類のカフェオレベースの試飲を訪れたお客様に振る舞いました。
■コラボのきっかけ
きっかけは「課題研究」の授業を行う澤井先生が、いつもは通らない「鍋屋町通」を通った時に「澤井コーヒー本店」を見つけたことから。同じ「澤井」の名に運命を感じ、即、授業のオファーをしたのだそうです。そして、オファーを受けた3代目も嬉しくなって授業のオファーを了承。“コーヒーをもっと身近に感じたい”という学生さん達の想いを形にするべく、1年間で7回の授業が始まることとなりました。
■商品開発スタート
コーヒーに関する商品開発をすることで、まずはターゲット選定から。まだコーヒーに馴染みのない生徒さんもいるので、コーヒーが苦手な人をターゲットを絞りました。
コーヒー屋さんコラボなのでドリップパックか、カフェオレベースかということになりましたが、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい甘味のあるカフェオレベースを作ることに決定。コンセプトは「コーヒーが苦手な人でも飲みやすい」、「コーヒーが好きなるきっかけ」のカフェオレベース。
次にカフェオレベースの味を決めます。ここで何回も試飲を繰り返したそうで、「澤井コーヒー本店」で焙煎したコーヒー豆の浅煎り・中煎り・深煎りの飲み比べから、糖度の違うベースの飲み比べを経て、全員の投票により味が決定。コクもあって飲みやすい中煎りで、糖度がそれぞれ12%と18%の2種類のカフェオレベースが完成しました。■商品名に込めた想い
商品名は「愛(あい)」と「笑(しょう)」。高校名の愛商とかけているのですが、ここにも生徒さん達がの想いが。「愛」のほうが糖度12%と少し苦めにしてあるため、普段からコーヒーを飲みなれている方向け、「笑」のほうは糖度18%と甘めなので、「これまでコーヒーと接点がなかった人が、思わず笑顔になれるように」の意味を込めて「笑」にしたのだそうです。最初のコンセプトがまさに表現された商品名ですね!■パッケージデザインが夏休みの宿題
カフェオレベースのパッケージ案と、2本セットのボックスも生徒さんたちが考案。3代目が案を元にデザインを考え、その後ブラッシュアップ。商品名のフォントや、暖かい色味を使うなど、親しみやすい印象を持ってもらうようにこだわったそうですよ。
カフェオレベース「愛」と「笑」絶賛販売中!
取材中に、2階の試飲コーナーに続々とお客様が上がってきて、生徒さん達とのお話を楽しみながら試飲されていました。カフェオレベースはすでに販売中なので、その場で購入されていく方がほとんど。どちらも飲みやすく、ホットでもアイスでも楽しめる味でした♪
コラボカフェオレベースは、店頭でもオンラインストアでも販売中です。
「愛」(糖度12%)「笑」(糖度18%):各1本税込1,200円
「愛・笑」2本セット箱入り:税込2,500円
1本250mlで約5杯分。牛乳や豆乳で割って飲みます。おすすめの割合は3倍希釈(牛乳2:カフェオレベース1)とのこと。1階では野球部の皆さんが気合いの入った挨拶でお出迎え。カフェオレベースを使用したカフェオレを実際に飲むことができました。カフェオレは「笑」にしました。ホットでおいしく頂きました♪
商品開発からプレゼン、販売まで、さらにオンラインストア掲載用のキャッチコピーや写真などの大半を、生徒さんたちが手掛けたというのが驚き!
また、今回の授業からコーヒー自体にも興味を持ち、全員で自発的にコーヒー検定3級(正式名称:J.C.Q.A.コーヒーインストラクター検定3級)を受講し、取得。授業外でも知識を身に付けようとする意識の高さ……!素晴らしすぎますね!
企画から販売までの流れが体験をもってわかるので、近い将来社会人になる生徒さん達の糧になる授業だと思いました。
今回の商品開発ストーリーは、「澤井コーヒー本店」が公式サイトで月1配信している「なべやまち通信」電子版2025年1月号にも詳しく載っています。三代目の「店主のひと言」も必読ですよ♪
愛商×澤井コーヒーコラボカフェオレベースが気になった方は、ぜひ「澤井コーヒー本店」へ足を運んでみてください。
「澤井コーヒー本店」はこちら↓