【名古屋市東区】名古屋のパクチー狂が夜な夜な集う「Cảm ơn東桜Theパクチ+飯店」でパクチー爆盛り料理を食す!
新・パクチー狂の聖地「Cảm ơn東桜Theパクチ+飯店」
名古屋のパクチー好きが夜な夜な集うという「Cảm ơn(カムゥン)東桜 Theパクチ+飯店」に行ってきました!東区東桜1丁目にオープンしてから約1年。中区・池田公園の、パクチー好きの聖地として愛されてきた「亜鹿猪~珍(あかちょう~ちん)」(※現在は閉店)の元マスター・森澤倫久(もりさわともひさ)さんが営むお店です。思う存分パクチー料理がを楽しみたい方は必見です!
お昼はお弁当屋さんの「発酵ごはん きんと」が間借り営業しています。オープン時の様子は、こちらの記事で紹介しています。麹を使った体に優しくて美味しいお弁当が食べられますよ♪
【名古屋市東区】手作りの麹調味料を使用したお弁当屋さん「発酵ごはん きんと」が東桜1丁目の「Cảm ơn東桜 Theパクチ+飯店」に移転オープン!
店内はカウンター席と座敷席が2席とコンパクト。20時頃訪れた頃には、パクチーを求める人々でギュウギュウに。
射撃選手から料理人へ
店主の森澤さんは珍しい経歴の持ち主。元々は警察官、しかも射撃選手としてオリンピックを目指していましたが、怪我により断念。32歳で飲食業に転身したのですが、それまで料理経験は全くといっていいほどなかったのだそうです。
料理人修業を経て、JR鶴舞駅の高架下で無国籍料理を提供する最初の店をオープン。1階は居酒屋、2階はイベントなどを開催するフリースペースがあるお店で、キッチンカーも導入していたそうです。その頃を知る方によると「レモンサワーが最高に美味しかった」そうです。その後、紆余曲折あり、いくつかの店舗の開店・閉店、コロナ禍を経て現在のお店の形になりました。
パクチーとの出会いは約10年前。タイ料理ブームが巻き起こった頃に、パクチーを使った料理を提供するように。当時の名古屋ではまだパクチーがメジャーな食材ではなく、無国籍料理を好む人達を中心に、“パクチーの聖地”としてパクチー大好き民=“パクチー狂”が集うようになりました。
すべてパクチー!なメニュー
字面からして、美味しそうなメニューが並びます。ドリンクメニューはこちら。パクチー好きには、パクチーが入ったお酒「パクヒート」(800円)がオススメです!
パクチー盛りだくさんメニューを実食!
まずは「酒盗そのまんまポテトフライ」(850円)。こんもりと盛られたパクチーをめくると、フライドポテトと酒盗が。酒盗の塩っ辛さがポテトに合うばかりか、パクチーがいいアクセントを効かせてくるので、お酒のアテにぴったり。「数の子パクチーズ」(550円)は、数の子とクリームチーズという最強の組み合わせに、パクチーが覆いかぶさった逸品。というか、すでにお気づきかもしれませんが、すべての料理にパクチーが覆いかぶさっています!「芝エビのパクチーまみれの唐揚げ」(850円)です。「エビどこだ?」となるかもしれませんが、ご安心ください。立派なエビがおります!カラッと揚がっていてビールに合います。左:「パクチーのナムル」(550円)と右:「ほたるイカのパク味噌あえ」(650円)です。ナムルはパクチーの根っこが入っています。根っこは初めて食べたのですが、意外と太くて食べ応えがあってびっくり。葉の風味をさらに濃くしたような感じでやみつきに。ほたるイカの酢味噌とも相性が良く、パクチーはクセがあるのに、どんな料理にもマッチする不思議!これまたギュウギュウにパクチーが詰め込まれた「パクモヒート(梅干し)」(800円)。中に入ったパクチーと梅干をつぶしながら飲んでも良し、中に入ったパクチーをつまみに飲んでも良し。さらに「追いパク」や「追い酒」(各550円)もできるので、長く楽しめる一杯です。「帆立とエビのカニミソグラタン」(1,350円)は、カニミソ好きにも刺さる一皿。カニミソの旨みが凝縮された濃厚なグラタンの中には、大きな帆立がゴロリ。美味しすぎます……!ひと皿で2人前くらいです。テーブルの上にドーンと現れた瞬間、思わず「オオーッ!」と歓声が上がったのは、「まぐろ骨付き中おち」(時価※要予約)。写真は4人前で、かなりの大きさです。まぐろの上にどっさりとパクチーが載っていますが、実はA面とB面があり、一度で二度、いや、三度美味しいメニューなのです!まずはA面(表側)から。A面はカルパッチョになっており、パクチーとまぐろを骨に沿ってゾリゾリすくって食べていきます。それぞれの陣地(?)をキレイに食べ尽くしていくのも楽しいです。また、カルパッチョも美味!骨が見えてきたら、スタッフさんを呼んでひっくり返してもらいます。パクチーをB面(裏面側)用にも残しておくのがポイント!B面をゾリゾリ。キレイに削いだところで……。「うなぎ入り納豆のりまき」(950円)の出番です!うなぎの他にもパクチーの根っこや、漬物など、とにかく色々なものが入ったスペシャル納豆をかき混ぜて、海苔の上にB面のマグロと納豆をON!手巻き寿司のようにして中おちを食べます。もちろん残しておいたパクチーも一緒に巻いて♪これが絶品過ぎて、パクパク食べてしまって海苔と納豆を追加する事態に。〆に「鶏肉のカシューナッツ炒め」(1,450円)を。これがまったくもって、ご飯泥棒なのでライス必須です。ライスにもパクチーが載っているところが抜かりありません(笑)。
パクチーが苦手だった人も、森澤さんの作るパクチー料理で克服どころか、パクチー好きに転身したと言う話もチラホラ。美味しくパクチーを大量摂取できるので、パクチー好きの方は“パクチー狂”へと進化すること間違いなし。
「Cảm ơn 東桜 Theパクチ+飯店」でパクチーにまみれてみてはいかがでしょうか?
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