【名古屋市東区】ひと足早いひな祭り♪「名古屋陶磁器会館」で「陶人形で迎えるひな祭り」展が1月20日~始まります!
「名古屋陶磁器会館」でひと足早いひな祭り♪
東区徳川1丁目にある「名古屋陶磁器会館」で、新しく企画展が始まります!今回の展示は「陶人形で迎えるひな祭り」。1970年~1990年に名古屋や瀬戸などで制作された、陶磁器製のひな人形約40点が展示されます。
歴史あるレトロ建築として人気の高い「名古屋陶磁器会館」の、前回の展示の様子や常設展、ギャラリーショップについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
【名古屋市東区】レトロ建築「名古屋陶磁器会館」では「陶磁器で彩るクリスマス」2024年12月25日まで開催中です!ギャラリーショップでは掘り出し物も販売♪
「陶人形で迎えるひな祭り展」概要
場所:名古屋陶磁器会館1階
会期:2025年1月20日(月)~3月7日(金)
開催時間:10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日:土日祝
入場料:無料
ひな人形の歴史と展示を一部ご紹介!
■ひな祭りとひな人形の歴史
ひな祭りは端午(たんご)や七夕など無病息災や豊作、子孫繁栄などを願って行われる五節句のひとつ。もともとは中国伝来の風習です。
昔の中国のお祭りに、3月の最初の巳の日に水で体を清めて厄を祓う「上巳の節句」というものがありました。「上巳の節句」が日本に伝わった際に、人形(ひとがた)に厄を移す風習と一体化したのが、ひな祭りの原型とされています。
平安時代には、祈祷師が祈りをささげ、人形をなでて厄を移した後、供物を備えて人形を水にながすという祭りへと変化。
また、上流階級の女児の間で「ひいな遊び」という、紙で作った人形で遊ぶ「ままごと遊び」が流行っており、ひな人形の名前の由来となっています。
室町時代にはお祭りの日が3月3日に定まり、江戸時代に入ると、宮中行事にひな祭りが取り入れられるようになりました。
そこから、庶民の間でもひな祭りが広まり、女児が生まれると初節句を人形を飾ってお祝いするように。ひな人形は江戸時代に進化を遂げ、どんどん豪華絢爛になっていきます。初期はお内裏様とお雛様一対だけでしたが、中期には段飾りになり、三人官女など他の人形や道具も増えていきました。明治以降は農村部までひな祭りの文化が広まり、現在に至ります。
現在ではひな人形も多種多様になり、キャラクターものや、段飾りではなく、居住スペースやインテリアに合わせた、コンパクトなサイズ・デザインの人形が登場しています。
陶磁器製のひな人形も形や色、大きさもなど様々なタイプが勢ぞろい。ひと足早いひな祭りを「名古屋陶磁器会館」で楽しんでみてはいかがでしょうか?
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