【名古屋市北区】思わず「ただいま」って言いたくなる!北区の菓子問屋「杉若商店」
2025年7月後半の猛暑日。暑さに耐えかねて、名古屋市北区辻町にある「杉若商店」に吸い込まれるようにして入店。
ガラス越しに見える色とりどりのお菓子が懐かしく、初めてでもなんだか帰ってきたような気持ちになるお店です。
小さい頃から、お菓子に囲まれて育って

※画像提供:大曽根なび様
店主の杉若さんは現在、二代目の店主。10歳のころからお菓子に囲まれて暮らしてきました。
「家が二階で、一階が店。喉が渇いたら階段降りてジュース、お腹が空いたらお菓子…そんな生活でしたねぇ」と笑います。
病気とお父さんの支え
若い頃、心臓に大きな病気を抱え、長く家から出られなかった杉若さん。
そんな息子に、お父さんはある日「じゃあ、支店やってみるか」とさらっと声をかけました。
「父なりの“外に出るきっかけ”をくれたんでしょうね。あれがなかったら、今ここに立ってないと思います」
お店を通して少しずつ人と話す時間が増え、気づけば仕事も、笑顔も、体の元気も戻っていきました。
現在はお店を夫婦で切り盛り。お客さんとの楽し気な会話が店内に響きます。懐かしい&今も現役のお菓子に思わず「あ~これまだあったんだ!」「遠足に必ず持って行ってた!」と盛り上がってしまいました♪
昔ながらの駄菓子やお徳用割れせん、飴類、クッキー類などが揃う店内。近所の人が買いにくるほか、「こども会」などにも卸しているそう。
アイスキャンデーで冷却!
お菓子以外にアイスキャンデーやペットボトルも売っています。なんとアイスキャンデーは30円!まるで時代が止まっているかのよう……!
暑い時期のちょっとしたおやつにピッタリ。美味しく頂きました♪
サービスの“飴ちゃん”は、杉若さんの子ども達への想いが詰まっています。
また、毎月10日と20日はスペシャルデー!店内のお菓子が10日は表示価格より10%引き、20日は20%引きになります(※袋詰めのお菓子は対象外)。
ただでさえ安いのに、さらに安くしてしまうとは驚き!遠足やお誕生日会用にお菓子を買っておいてはいかがでしょうか?
みんなの居場所として
学校帰りの子が「ちょっと寄っていい?」と立ち寄る。仕事休憩中の大人が「職場の人に配る」とお菓子の袋を手に取る。強面のお兄さんが店に入ってきたかと思ったら「僕のこと覚えてます?子どもの時よく来てた……」と、昔話に花が咲く。まさに“みんなの居場所”。
「誰が来ても、安心して寄れる場所でいたいですね」と杉若さん。思わず「ただいまーっ」と入って行きたくなる「杉若商店」でした!
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