【名古屋市東区】パンも本格点心もほうじ茶も絶品!“食”と“福祉”がつながる「FLAT HACHIROKU」

2025年7月3日、名古屋市東区矢田に地域と福祉をつなぐ場所が誕生しました。元・文房具屋の建物をリノベーションして生まれた「FLAT HACHIROKU(フラットハチロク)」は、こだわりの手作り焼売をはじめとする“本物の味”を届けながら、障害のある人もない人も共に働ける場を目指す就労支援事業所です。
今回は、地域に寄り添う障がい者支援活動と「FLAT HACHIROKU」で展開される飲食事業ついてご紹介します!

館内の様子

1階は焼売と餃子などを販売する「点心八六」、パンと焼き菓子を販売する、食と調和する香り高いホット&冷たいほうじ茶を提供する「ほうじ茶カフェ」、誰でも利用できるイートイン・共有スペース(Wi‑Fi完備) 「ふらっとスペース」となっています。

■「FLAT HACHIROKU」ってどんな意味?「FLAT HACHIROKU(フラットハチロク)」には、誰もがフラット=対等な関係で、ふらっと立ち寄れるような、心地よい場所でありたいという想いが込められています。「ハチロク」は、名古屋市の市章にちなむ縁起の良い「八(ハチ)」と、かつての大曽根の象徴・六叉路の「六(ロク)」から。大曽根から、多様性を大切にした地域づくりを発信していく拠点として名付けられました。

1階「BAKE HACHIROKU」

1階「ふらっとスペース」

店内はフリーWi-Fiあり。一部コンセント席もあるので、ちょっとしたPC作業をするのにも良さそうです。

2階「86 FACTORY」

2階にはパンと焼き菓子の工房とスタッフさん達の作業場になっています。ここで作られた焼きたてのパンが1階の「BAKE HACHIROKU」に並びます!

「東区障害者基幹相談支援センター」と「サポートルーム「結い」がある3階フロア

3階は障がいを持つ方や、その家族からの相談に対応する「86相談室」となっています。

 

個室の相談スペース

名古屋市内には各区に「障がい者基幹相談支援センター」があり、障害のある方やそのご家族の生活や就労に関するさまざまな相談に応じています。
東区のセンターもそのひとつで、バリアフリー設計の開かれた空間づくりを進めながら、今後町内会や地域の方々とも連携し、誰もが安心して立ち寄れる雰囲気を大切にしています。

「BAKE HACHIROKU」のこだわりのパンを実食!

1階に戻り「BAKE HACHIROKU」イチオシのパンを実食させて頂きました!「BAKE HACHIROKU」は、もともと千種区に店舗を構えていたベーカリーショップ「ひまわり」が前身。現在の形になってからは、さらにパワーアップ!製法を変え、愛知県産の小麦「ゆめあかり」を使用するなど、素材にも丁寧にこだわっているそうです。

■おすすめはクリームパン♪甘い系やお惣菜系など美味しそうなパンが並びますが、特におすすめは「ハチロククリームパン」(税込194円)。見かけは昔ながらの「THE・クリームパン」です♪自家製のカスタードクリームは上品な甘さで、とても美味しいです。内覧会やプレオープンでも「おいしい!」という声が多数寄せられたそうです♪お茶カフェでは、こだわりのほうじ茶が飲めます!「ほうじ茶」は、三重県の農家から取り寄せた茶葉を自家焙煎。ホットは香り高く、えぐみが一切ありません。アイスもしっかりとほうじ茶の旨みが感じられ、ホッとひと息にピッタリ。

ひとつひとつ手で包む、“本物志向”の焼売&餃子づくり

「点心八六」で作られている焼売と餃子は、具材もすべて手切り・手ごね・手包みのオール手作業!焼売はひき肉ではなく塊肉を丁寧に包丁で刻み、背脂の分量まで計算されたレシピで仕上げられています。1階の「ふらっとスペース」では、スタッフの方たちが分業で作業している様子を見ることができます。

焼売に使う背脂を切っているところ

ゴロっとした塊肉をよーく混ぜて、ひとつひとつ包んでいきます。「効率よりも、質のいいものを」と語る代表の想いの通り、障がいを持つスタッフ達による分業体制の中でじっくりと作られる餃子は、味にも見た目にもこだわった一品です。

■あのテレビ番組でもおなじみの料理人が商品開発をサポート

小阪英幸先生※画像提供:フラットハチロク様

なんと、商品開発には、かつて上沼恵美子さんの「おしゃべりクッキング」にも出演していた料理人・小坂英幸先生が参加。エビの切り方から加熱のタイミングまで、プロならではの細やかな技術指導が行われています。上質な仕上がりを目指し、日々試作と改良が続けられています!

焼売と餃子を実食!

「どっこい焼売」(6個/税込518円)と「どっこい餃子」(6個/税込421円)を頂きました。商品名の“どっこい”は、困難の中でも負けずに踏ん張っている姿や、粘り強く頑張っている様子を表す言葉として使われることがあります。そんな想いが込められた焼売や餃子は「福祉で作っているものだから」ではなく、「おいしいからまた食べたい」と思ってもらえるような、市場で勝負できる“本物の味”を目指しているのだそうです。

焼売は海老入り。海老もむきエビではなく、殻から剥いた海老を使用しているそうです。手切り・手ごね・手包み・化学調味料不使用にこだわった焼売は、ミンチではなく豚肩ロースを使用。ゴロゴロっとした肉の食感と海老のプリプリ感がたまらない美味しさ!海老の風味もしっかり感じられます。シンプルにカラシで食べるのがオススメです。餃子は酢醤油か八丁味噌で頂きます。八丁味噌がお気に入りです♪大ぶりの野菜がザクザク入った餃子もすべて手切り&手ごね。こちらもパクパク食べれてしまうほど。ニンニク不使用なので、後の予定を気にせず食べられるところも高ポイント。平日17:00以降と、土・祝日11:00~はアルコールの販売もあるそうなので、餃子と焼売と一緒に飲みたいですね♪

■これからの展開にも注目!

今後はオンライン販売も視野に入れ、名古屋だけでなく、全国にも“手作りのおいしさ”を届けたいという想いも。地域との関係を大切にしながら、持続可能な雇用と事業の両立を目指すチャレンジは、これからも続いていきます。

また、2025年7月19日(土)には、東区「矢田小学校」「矢田公園」で開催される「矢田祭2025」に出店し「BAKE HACHIROKU」の“屋台仕様”のパンやほうじ茶、ほうじ茶ラテを販売するそうですよ!「矢田祭」にお立ち寄りの際は「FLAT HACHIROKU」ブースもぜひのぞいてみてくださいね♪

FLAT HACHIROKU(フラットハチロク) 」はこちら↓

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!