【名古屋市東区】戦後の「幻の陶磁器」が大集合!名古屋陶磁器会館で特別展「Occupied JAPANの陶磁器」開催

名古屋陶磁器会館名古屋市東区にある「名古屋陶磁器会館」で、戦後80年を記念した特別展「Occupied JAPANの陶磁器」が開催されます。期間は2025年7月22日(火)から10月3日(金)まで。入館料はなんと無料です!

「名古屋陶磁器会館」の過去の展示や、ギャラリーショップについてはこちらの記事をご覧ください。

名古屋陶磁器会館
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戦後80年記念展「Occupied JAPANの陶磁器」概要

名古屋陶磁器会館

※画像提供:名古屋陶磁器会館様

会期:2025年7月22日(火)~10月3日(金)

開館時間:10:00〜17:00(最終入館は16:30まで)

休館日:土・日・祝日、2025年8月13日(水)〜8月15日(金)

入場料:無料

今回の展示の主役は、第二次世界大戦後のわずか5年間(1947年~1952年)だけ、日本から海外への輸出用として製造された「Occupied Japan」の刻印が入った陶磁器たち。「Occupied Japan(オキュパイド・ジャパン)」とは、占領下の日本という意味です。

当時の日本が、GHQ占領下で産業復興に取り組む中で生み出されたこれらの作品には、戦後の希望や試行錯誤、そして職人たちの粋が詰まっています。

名古屋陶磁器会館

陶製手榴弾 瀬栄合資会社(昭和時代)※画像提供:名古屋陶磁器会館様

名古屋陶磁器会館

防衛食容器 瀬栄合資会社(昭和時代)※画像提供:名古屋陶磁器会館様

さらに注目したいのが、陶製の手榴弾や兵士向けの食器といった、戦時中に作られた“異色”の陶磁器たち。実用性とともに、歴史の影が刻まれた資料は必見です。

レースのように繊細な細工、鮮やかな彩色、どこか懐かしさを感じさせるフォルム――「かわいい!」「美しい!」だけでは語れない、激動の時代を生きた陶磁器たちとの出会いが待っています。ぜひ「名古屋陶磁器会館」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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