【名古屋市東区】臨床心理士から鍼灸師へ——心と体にそっと寄り添うプライベートサロン「はり灸 つるりて」
2025年6 月、名古屋市東区泉2丁目に「はり灸 つるりて」がオープンしました!心身のバランスを大切にしたケアが受けられる鍼灸サロンです。また、鍼灸だけでなくハンドケアを施術して頂けます。地下鉄「高岳」駅から徒歩2分「ヒルトップハウス」というマンションの9階にサロンはあります。
902号室のインターホンを鳴らして、エレベーターで9階へ。「はり灸 つるりて」の看板が見えてきました。
サロン内は白を基調としたシンプルで落ち着く空間です。
心に届くのは、言葉だけじゃない
鍼灸師の上野さんは、もともと臨床心理士として10年病院でカウンセリングに携わってきた方。言葉だけでは届かない想いに寄り添いたい、そんな想いから鍼灸師へと転身されました。
上野さんが臨床心理士として働くなかで感じたのは、会話だけでは根本的に改善できない人たちへのアプローチの限界でした。そうした方々に寄り添う方法として選んだのが、身体へのアプローチでした。
専門学校で解剖学や生理学を学び、鍼灸師の資格を取得。黒川の鍼灸院での修行を経て、独立を果たしました。「体を通して心に触れることもできる」。その信念が、今のサロンのスタイルに活かされています。
サロン名「つるりて」に込めた想い
「つるりて」という名前には、「手がつるり」となるということや、施術で使う“手”へのこだわりが込められています。
鍼灸師にとって手は命。その手を通して、お客様の心身にやさしく触れ、整えていく。「手を使う仕事だからこそ、自分自身も癒される」。そんな循環を大切にされているそうです。
初めての方も安心な“初めてのつるりて”体験
筆者自身も「初めてのつるりて」コース(約30分)を体験しました。内容は、ハンドケアと、気になる部位への鍼灸とコース。はり灸が初めてという方や短時間でスッキリしたいという方におすすめです。まずは手の乾燥具合をチェック!
手の水分量は50%以下でした。果たしてどのように変化するのでしょうか……!
ハンドケアスタートです!筆でくるくると手を洗浄していきます。ハンドケアに使用する石鹸やクリーム、オイルなども上野さんが厳選した肌に良いものを使用しています。
洗浄後は“足湯”ならぬハンドバス“手湯”に手をつけて温めていきます。この時点でだいぶリラックスモードに♪
次は鍼灸です。筆者は眼精疲労や肩や腰のコリが気になるとお伝えしました。鍼灸に対して少し不安があったのですが、「つるりて」では“刺さない鍼”を使用するため、痛みはまったくありません。
パッパッパッと触れたか触れないかぐらいの触感で、終わります。そして、驚きだったのが、手のひらを押すだけで不調がわかるという不思議さ!筆者は取材当日お腹の調子があまり良くなかったのですが、それも上野さんにはお見通し。
続いてお灸。ドキドキしていましたが、こちらも熱々になる前に取り去るのでまったく熱くありません。
オイルを手に塗っていきます。伸びの良いオイルをハケで塗っていきます。
マッサージ、ハンドクリームを塗布してハンドケアは終了です。とっても気持ち良かったです!
見るからにしっとりツルツルになりました!
測ってみると約25%アップしていました!手のケアはついつい後回しにしがちという方にオススメです。
最後に瞼の上にもお灸を。上に乗せている時間は短いですが心地良いです。さらに、美容鍼もして頂いたのですが、終わった後に鏡を見ると見るからにフェイスラインがスッキリ!
ハンドケアとがゆっくりと全身をゆるめてくれて、終わる頃には目元がすっきり、心なしか頭も体も軽くなっていました。東洋医学の不思議さと鍼灸の心地よさ体感できました♪
「なんだかしんどいな」と感じたら
「つるりて」は、美容鍼を目的に訪れる方はもちろん、「なんだか最近しんどい」「疲れが取れない」という方に、そっと寄り添ってくれる場所です。「初めてのつるりて」コース以外にも、全身への施術「めぐり全身はり灸」や事前カウンセリングで性格診断やお悩み相談もしてもらえる「こころと身体のゆめごこち」など、本格的なコースもあります。
完全予約制のプライベート空間で、静かに自分の心と体を整える時間。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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