【名古屋市東区】現代版お雛様の日常をユーモラスに表現「福よせ雛」は今年で15周年「文化のみち 二葉館」にて2025年2月24日まで展示中!初日は公認執事・ROLLYさんも登場!

福よせ雛「福よせ雛プロジェクト」は今年(2025年)で15周年を迎えます!

2025年2月19日(水)~24日(月・祝)まで、「文化のみち 二葉館」では「福よせ雛」の展示が開催中です。19日(水)の展示初日には、福よせ雛公認執事であるロックシンガー・ROLLY(ローリー)さんが「福よせ雛」の応援歌『福よせ雛で会いましょう』を、ファンの皆さんと一緒に歌うイベントが行われました。今回は展示とイベントの様子をご紹介します!

「福よせ雛プロジェクト」とは?

福よせ雛福よせ雛プロジェクトは、持ち主の高齢化や家のスぺースの問題など、さまざまな理由から、やむをえず手放すことになった雛人形を、持ち主から預かり、第二の人生をスタートさせるというプロジェクト。

雛人形を捨てるのが「もったいない」というSDGsの視点や、お父さんとお母さんからもらった大事な雛人形を「人の役にたててほしい」 という持ち主の気持ちに応えるべく、15年前に愛知県在住の7人の女性たちが立ち上がりました。

飾られなくなった雛人形を再資源化することで、SDGs目標「12:つくる責任、つかう責任」の観点も踏まえながら、日本の社会文化をつなぎ、観光事業による地域活性化を目的として活動されています。

「文化のみち 二葉館」で1回目の展示を皮切りに、各地域の町・市、さらには県を越えて現在では、愛知県以外にも岐阜県・滋賀県・兵庫県・鳥取県・山口県・広島県まで、理念を共有するチームが「福よせ雛プロジェクト」に参加しています。

雛人形が「みんなに笑顔と福を呼ぶ」と言う想いを込めて、その名が付けられた「福よせ雛」。どんな雛人形かさっそく見てみましょう!

今年のテーマは15周年パーティー!

福よせ雛「福よせ雛」の魅力はなんといっても、シチュエーションの自由さ。雛壇に美しく並んだ、おすまし顔のお雛様も素敵ですが、現代社会に現れたお雛様達は、なんだか生き生きしているように見えませんか?

15年間毎年テーマが異なり、その年の世相を反映した展示をしているそうです。コロナ禍の年はお雛様もマスク着用、女子会が流行った年は、お雛様がビールを飲んで宴会していたりも。

今年のテーマは15周年のパーティーということで、受付からスタート。しかし何やら会場はバタついているようです……?福よせ雛招待状と今年の福よせ雛のチラシ、それに福よせ雛公認執事・ROLLYさん作詞・作曲『福よせ雛であいましょう』の歌詞カードを手渡されました。大きさがわかるように名刺入れを隣に置いてみました♪福よせ雛もちろん駐車場も完備。もちろん牛車専用です。ちなみに牛に乗る場合は免許必須で籠は免許なしで大丈夫だそうですよ。「あいち自動車学校」も「福よせ雛会場」であり、2025年3月4日(火)までお雛様の教習実施中とのこと!福よせ雛記者会見席はなんと0人!どういうことでしょうか……?福よせ雛パイプ椅子も乱雑に転がっており、騒がしい気配。なんと、雪の影響でゲストの忍者隊が遅れている模様。これは大変だ、15周年パーティーが始められない!福よせ雛五人囃子も遅延でやっと届いた物資を台車で運んだりと会場は大わらわ!福よせ雛パーティー会場ではスピーチの練習や、裏方の官女が集まってパーティーの準備中です。福よせ雛15周年記念特別公演として、コーラスも予定されていたのですが、雪のためにスケジュールが変更になり、リハーサル中です。福よせ雛全員歌詞カードを持って練習中。

……と、まさに現実でも雪の影響が各地で出ていた初日(19日)。「福よせ雛」も雪の影響でパーティー準備が遅れたという設定(!)とのこと。そのため、展示最終日までには無事パーティーが開催されている様子が見られるそうですよ♪徹底した作り込み具合に思わず舌を巻いてしまいます!

過去回の「福よせ雛」の展示も

福よせ雛これまで開催されてきた展示も一部再現されています。こちらは「イクメン」が流行った時の「福よせ雛」。

公認執事・ROLLYとももちゃん登場!

福よせ雛19日(水)15:00~1時間、二葉館1階大広間で福よせ雛公認執事・ROLLY執事による『福よせ雛であいましょう』の歌唱指導イベントが開催されました!颯爽と2階階段からスリッパで音頭を取りながら降りてくるROLLY執事。

ロックシンガーのROLLYさんは、4年前から「福よせ雛公認執事」に就任。お雛様はしゃべることができないので、ROLLY執事がお雛様に代わりメッセージを伝えています。ROLLYさんはお姉さんがいるので、雛人形に対する思い入れが強くあるのだそうです。この日は中村警察署で1日福警察署長を務めてから、いらっしゃいました。福よせ雛50名限定のイベントでしたが、ROLLY執事ファンで席は満席。ROLLY執事による「二葉館」の説明や、二葉館の館長が実のお姉さんにそっくりという話などで盛り上がりました。福よせ雛次に登場したのが、ももちゃんです!ももちゃんは最初の頃はリアルお雛様(人形)だったそうですが、ついにしゃべって踊れる等身大お雛様に進化!福よせ雛ROLLY執事が『福よせ雛であいましょう』を歌い、ももちゃんが座っていても踊れる振付けを教えてくれました。途中、警察Ver.の『これがロマンス詐欺なのよ』と、高浜市の市長が歌われたという高浜市Ver.の『福よせ雛であいましょう』も披露。福よせ雛最後は会場全員と踊りと大合唱!お客さんとの距離が近く、笑いの絶えない和やかなイベントでした♪福よせ雛『福よせ雛であいましょう』はソニーミュージックからCDが発売されており、二葉館2階の「福よせ雛」会場でも購入できます。

第4回「福よせ雛うちが一番選手権』実施中!

福よせ雛各地で開催されている「福よせ雛」の投票も実施中です。投票数1位のお雛様はROLLY執事と2026年福よせ雛パンフレットの表紙を飾る栄誉を授けられます。ぜひ推しのお雛様を見つけて投票してみてください。1人1票、投票期間は2025年4月15日(火)23:59まで。会場のQRコードや、「第4回福よせ雛うちが一番選手権」から投票できます。

川上貞奴の貴重なお雛様も展示

福よせ雛「文化のみち 二葉館」は日本初の女優・川上貞奴と電力王・福沢桃介が、大正から昭和初期にかけて暮らしていた邸宅を移築・復元した資料館です。1階の貞奴の関連資料を展示している部屋では、貞奴が持っていたお雛様も展示されています。
福よせ雛現在のお雛様と比べると5分の1程の大きさで小さいのですが、とても精巧に作られています。習字道具もひとつひとつ異なり、琴には爪まであってミニチュア好きに刺さること間違いなし。

期間:2月19日(水)~2月24日(月) 10:00〜17:00
会場:文化のみち 二葉館 2階和室
入場料:無料(※要入館料200円)

「福よせ雛」の15周年パーティーに参加してみてはいかがでしょうか?

文化のみち 二葉館」はこちら↓

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